住宅型有料老人ホーム リュエル・シャンテールにて、介護現場への復帰を目指す方向けの【復職支援セミナー】を開催しました!今回の記事では、施設の新たな取り組みとして開始した【復職支援セミナー】を、セミナー当日の様子も交えてご紹介いたします!
◇復職支援セミナーについて
ヘルパー2級や介護職員初任者研修などの資格は持っているものの、ブランクがあったり実務経験がないため、介護の仕事に対して不安を抱いている方を対象としたセミナーです。お仕事復帰や初めての介護業務に挑戦するにあたり、「実際に現場を体感する」ところからスタートできる、「現場参加型」のセミナーとなっています。2018年11月21日(水)に、第1回目を開催いたしました。
プログラムは、以下の通りとなります。
<午前中>
●オリエンテーション(施設について、セミナー内容について)
●施設内見学
●昼食(入居者様にご提供している食事を召し上がって頂きます)
<午後>
●訪問介護 同行
●質疑応答・復職相談会
見学や入居者様とのコミュニケーションを主体としたプログラムです(直接的な介助業務に関わっていただく事はありません)。日程や時間帯等は、ご相談の上決定しています。
◇復職支援セミナー 実施の背景
志を持って介護業界への復帰を望まれている方、高齢者のお役に立ちたいという強い思いをお持ちの方に、当施設へのご入社意思の有無に関わらず少しでもお力になりたいと考え、今回のセミナー開催に至りました。
◇実際のセミナーの様子をレポートいたします!
2018年11月21日(水)に、第1回目の【復職支援セミナー】を開催いたしました。
参加して頂いたのは、40代の女性(Yさん)。子育てが落ち着き、10年以上前に取得したヘルパー2級資格を活かして介護現場でもう一度働きたいという思いから、当施設の【復職支援セミナー】に応募してくださいました。
まずはオリエンテーションで、当施設及びセミナー内容についての説明を行いました。施設長代理の山崎より、当施設における介護の考え方や当施設で行っている音楽療法について、施設で導入しているインカムや記録書類のシステム化についてなどの説明を行いました。
その後、制服に着替えて実際の現場に入って頂きました。
当施設は「サービス付き高齢者向け住宅」の形態になるため、入居者様の居室(=ご自宅)を訪問し、介護サービスを行います。当施設の介護スタッフに同行し、実際の介助業務をご見学いただきました。Yさんは今回、排泄介助と入浴介助を重点的に学びたいというご要望があったため、それらの介助の様子も説明を交えながらご⾒学いただきました。10年前とは移乗技術の常識が変わっていたり、入浴時の介助器具に見たことのないものがあったりと、当時と現在の違いを実感していただきました。
ご見学の合間には、施設で入居者様にご提供している食事を召し上がっていただきました。この日のメニューは鉄火丼!入居者様の食事の様子を見ていただくだけではなく、施設こだわりの手作りの食事を実際に食べて、体感していただきました。
入居者様6名の訪問介護に同行しご見学いただいた後に、セミナーの締めくくりとして質疑応答・復職相談会を実施しました。見学を通じて気になったこと、疑問点などを伺い、ケア統括長の佐々木がそれにお答えすることで、Yさんの不安を解消しました。
Yさんからは、「今回セミナーに参加させていただき、介護現場に復帰したいという気持ちが強くなりました。いきなり介護現場に戻ることに不安がありましたが、見学やご説明を通じて具体的に業務のイメージを持てたので、不安が払拭されました。」との感想をいただきました。
これからも当施設では、介護現場への復帰を目指す方にとってお力になれるような【復職支援セミナー】を実施していきます。【復職支援セミナー】にご興味をお持ちの方、参加をご希望の方は、お気軽にご連絡下さい。なお、本セミナーへのご応募は、セカンドラボ株式会社様の運営する「コメディカルドットコムセミナー」サイトでも受け付けております。下記の当社セミナーページをご覧下さい。