Q 音楽療法の出会いについて教えてください!
高校生の頃、「福祉分野」に進むか「音楽の道」へ進むか、進路にとても悩んでいました。
そんなとき、愛読していた音楽雑誌に「音楽療法」について書いてあるのを見て、「私のやりたいことが二つとも叶えられる!この職業に就きたい!」と思い、音楽療法士を志すことに決めました。大学では音楽療法を専攻し、高齢者施設や障がいを持っている方の施設、病院などでの実習も経験しました。
Q 音楽療法士としてやりがいを感じることはありますか?
学生時代から目指していた「音楽療法士」になることができ、仕事として日々取り組めているからこそ、とても楽しく働くことができています。
私は音楽療法士の他に、生活相談員という役割も担当しています。また、施設では介護スタッフとして、利用者様と接する時間も多くあります。それらの業務を通じて、施設での利用者様の様子やご自宅での過ごし方、ご家族との関わりなど、様々な角度から利用者様のことを知ることができます。そういったことも、音楽療法に反映させています。「どうすればより楽しんでいただけるか」を考えながら、音楽療法を実践していくことが、仕事の楽しさややりがいに繋がっています。
何より、音楽療法を通じて参加している皆さんに喜んでいただけることが、私自身の一番の喜びになっています。
Q 学生の皆さんにメッセージをお願いします!
音楽療法士の仲間がこれほどたくさんいる環境は、なかなかないと思います。
仲間がいると、安心感がありとても心強く、楽しさにも繋がっています。私自身、結婚してライフステージが変わっても、働き続けていきたいと思える職場です。安心して働ける環境が整っているので、ぜひ仲間に加わっていただけたら嬉しいです。一緒に働けることを楽しみにしています。