LPガス事業所
Office introduction– 事業所紹介 –
事業所概要
LPガス事業所は、大手エネルギーメーカーのLPガス輸送拠点内(川崎市川崎区水江町)にございます。
24時間365日稼働で、LPガスの安定供給を担う重要な拠点です。LPガス事業所では、約30名の社員がLPガスの製造・出荷業務等に携わっており、設備の安全・確実な運転を支えています。
お客様にとって欠かすことのできないパートナーとして、生産・流通活動を幅広く支えています。
LPガスって何?
LPガスは、「液化石油ガス(Liquefied Petroleum Gas)」の略称で、気体燃料であるプロパンやブタンなどを液化したものです。液体にすることで体積が小さくなるため(気体時の250分の1)、液化して貯蔵・輸送しやすくしています。
家庭に供給されている「プロパンガス」をはじめ、カセットコンロやガスライター、タクシーの燃料といった生活に身近なものから、厨房・空調機器や工場内の機器燃料、広くは工業・化学・電力用まで、幅広い用途で使用されているエネルギーです。LPガスは輸送しやすく熱量が高いという特性から、災害発生時の復旧に大きなメリットがあります。
また、LPガスは石油や石炭に比べてCO2排出量が少なく、燃焼時に発生する硫化物やすす等の人体に有害な物質をほとんど含んでいないため、環境にやさしい優れたクリーンエネルギーとして期待されています。
LPガス供給の流れ
LPガスは、主にアメリカや中東国からオーシャンタンカー(外航船)によって、当事業所のある輸送拠点(一次基地)に運ばれてきます。低温で液化された状態のLPガスをタンクに貯蔵し、常温・高圧で液化する工程を経て、出荷を行います。その後、内航船及びタンクローリーで二次基地まで運搬し、さらに家庭用は充填所にてボンベ容器に詰め替えられて、各需要家に届けられます。
当事業所では、LPガスの受け入れから出荷までの製造工程を担っています。
なお、LPガスは本来、無色・無臭ですが、万が一漏れた時にすぐ分かるように、タマネギの腐ったような臭い(付臭剤)をわざとつけています。この臭い付けも、私たちが行っています。